バンクシー 「風船と少女」の作品解説。Banksy 代表作品【Girl with Balloon】とは
アーティスト: Banksyタイトル: Girl with Balloon技法: シルクスクリーン 制作年: 2004サイズ: 縦 700mm × 横 500mmエディション: サインあり 150、サインなし 600COA: あり 作品購入のお問い合わせ バンクシーの代表作品、最も有名な作品といえば「Girl with Balloon」です。 この作品は、イギリス人が選ぶ、好きなイギリス人アーティストの作品 第1位にも選ばれています。そして 「Girl with Red Balloon」や「Girl an ...
バンクシー「Barcode」作品販売と意味の解説
バンクシーの作品「Barcode」は、今まさに檻(おり)から逃げ出した、恐れ知らずのヒョウを描いた作品です。また、トラック上の檻がバーコードになっています。 バーコードの鉄格子が折り曲げられた様子はヒョウの凶暴さを物語っているのでしょうか? シンプルだけど、どこか掴み所がないこの絵には、どんなメッセージが込められているのでしょうか? それでは「Barcode」について、詳しくみていきましょう。 一番最初のBanksy「Barcode」 「Barcode」が最初に登場したのは、バンクシーの故郷「ブリストル」 ...
Banksy(バンクシー)作品の意味と解説 「Laugh Now」
バンクシー作品を代表するモチーフと言えばおサル... または、チンパンジーでしょう。ここで紹介する「Laugh Now」はそのおサルの作品の中で人気TOP5に入ります。 「Laugh Now」が一番最初に登場したのは2000年。バンクシーがロンドン「Rivington Street」で開催した野外エキシビションでトンネルの壁に描かれました。おサルの頭に宇宙人のアンテナのようなものが付いています。 そして、エディション作品の「Laugh Now」の元になったのは、2002年イギリス南部の港町「ブライトン」の ...
バンクシー(Banksy)「Napalm」作品解説と販売!
「Napalm」はバンクシー作品の中でも、最も政治色が強く、風刺が利いている作品かもしれません。 「Napalm」には別名「Can't beat that feeling」というタイトルもあります。 実はこの作品がベトナム戦争で有名な写真がベースになっていたのをご存知でしたか。 ナパーム弾から逃げる少女 この写真は1972年ベトナム戦争末期に撮られたAP通信のカメラマン「ニック・ウト」が撮影したものです。 写真に映し出されたのはナパーム弾で立ち上る黒煙を背に必死に逃げる子供たち...そして、ナパーム弾でや ...
バンクシーの原点:ネズミ「Love Rat」ほか、10点の作品解説と意味
バンクシーは、その挑発的なスタイルと革新的な作品で世界中から注目されるグラフィティアーティストです。彼の作品には様々なモチーフが登場しますが、「ネズミ」は特にインスピレーションの源とされています。 迂回バス(看板) ネズミとバンクシーは密接な関係にあります。夜の闇を友とし、社会からは忌み嫌われる存在のネズミは、バンクシー自身が初期のキャリアで経験した、当局からの追跡や社会的な認識と重なります。1990年代から2000年代初頭にかけて、彼のアートはしばしば違法とみなされ、駆除される対象として、壁に描かれたバ ...
バンクシー(Banksy)を象徴するおサルの作品「Monkey Queen」の意味と解説
バンクシー作品を象徴するモチーフにはネズミ、スマイリー警官、スープ缶など沢山あります。もちろん、おサルのモチーフも忘れてはいけません。 この記事で紹介するのは、おサルをモチーフにした作品「Monkey Queen」です。 「Monkey Queen」が最初に登場したのは2001年。バンクシーがジェイミー・リードと一緒に開催したエキシビション「Peace is tough」の会場でした。 2001年 ジャイミー・リード x バンクシー のエキシビション「Peace is tough」 「Peace is t ...
Banksy(バンクシー)「Love is in the Air」作品の意味と解説(愛は空中に)
「Love is in the Air」はバンクシーが好きでも、そうでなくても「この作品を1度は見たことがある」というくらい有名な作品です。そして「Girl with Balloon」と並び、バンクシーを代表する作品の1つになっています。 まず、作品にはベースボールキャップを反対に被った暴徒... そして、バンダナで顔を隠している男が描かれています... 火炎瓶の代わりに花束を投げる様子が印象的。シンプルな描写なのに、インパクトが強烈なのはすごいです。 この絵からどんなメッセージが読み取れるでしょうか?一 ...
バンクシー「Flying Copper」(空飛ぶ警官)の販売と解説
バンクシー「Flying Copper」の警官はライフルを持ち、重装備をしています。また、警官の顔はスマイリーになっていて90年代に流行ったアシッドハウス文化を思い起こさせます。そして、背中に天使の羽を付けたデザインは子供が描くようになシンプルな表現です。 スマイリーの笑顔... そして、ライフル銃を構えた重装備の恐ろしさ... 2つの相対するものを並べて描くことで、警官の笑顔の裏には抑圧や恐怖が隠れていることを表現しています。 「Flying Copper」は平和を守る人... もしくは、武力を行使する ...
バンクシー「Soup Can」作品の意味と解説
Banksy「Soup Can」はバンクシーを代表する作品の1つです。そして、ポップ・アートの巨匠「アンディ・ウォーホル」の名作「Campbell’s Soup Can」のオマージュ作品でもあります。 2005年、バンクシーはニューヨークの美術館に侵入し、自身の作品を無断で展示。そして、その様子を後日、SNSで公開しました。ターゲットとなった美術館はメトロポリタン美術館、ブルックリン美術館。そして、アメリカ自然史博物館、MOMAことニューヨーク近代美術館。合計4つの美術館に作品を無断展示しました。 MOM ...
バンクシー(Banksy)「Pulp Fiction」作品の意味と解説!
1994年に公開された「パルプ・フィクション」はクエンティン・タランティーノ監督の映画です。そして、バンクシー「Pulp Fiction」は「パルプ・フィクション」のワンシーンをオマージュした作品です。 Pulp Fiction(パルプ・フィクション)の逸話と悲しい結末 パルプ・フィクションが最初に登場したのは2002年。ロンドンの若者に人気のエリア「Old Street」近くのビルの壁に描かれました。 映画「Pulp Fiction」のワンシーンの主人公「ヴィンセント・ベガ」と相棒「ジュールス・ウィンフ ...
バンクシー「Christ with Shopping Bags」 作品の販売と解説
2004年に発売されたバンクシーの「Christ with Shopping Bags」は限定82枚のサイン入りバージョンしかない貴重な作品です。 2007年以前には、サインなしバージョンの作品がたくさんあるのですが。しかし、この作品にはサイン入りバージョンしかありません。 作品のタイトルは日本語に訳すと「ショッピング・バッグを抱えたキリスト」でしょうか。 Banksy 「Christ With Shoppings Bags」に描かれたのは 作品には十字架にはりつけられたイエス・キリストの姿が描かれていま ...
バンクシー「HMV」作品の意味と解説
作品について知らなくても、あれ、この絵どこかで見たことある...という方も多いかもしれません。 なぜなら、この「HMV」は日本にもある英国のレコードショップ「HMV」のロゴをオマージュした作品だからです。 バンクシー作品の中で犬がモチーフの作品はほぼないので「HMV」は犬好きのバンクシー好きにとっては貴重な作品です。 HMVのロゴの元となった絵「His Master's Voice」 上の絵で蓄音機に耳を傾けるのはワンちゃんのニッパーです。ちなみにニッパーは1884年イギリス・ブリストル生まれ。そして、ニ ...
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バンクシー 14年ぶりの公式展「CUT & RUN」をグラスゴーで開催。この公式展のチケット購入方法や詳細も解説!
2023年6月15日、バンクシーは自身の公式インスタに最新の個展の情報を公開しました。 この投稿で、バンクシーは14年ぶりの公式展「CUT & RUN」の開催を発表。 まずは、実際の投稿がこちら。 この投稿をInstagramで見る Banksy(@banksy)がシェアした投稿 コメント欄には特に何も書かれていません。 ですが、唯一「Link in BIO=プロフィール欄にリンク」とだけ書かれています。 そのリンクを下の画像に貼ったので、画像をクリックすると、公式展のサイトに飛べます。 公式展 ...
バンクシー・ダズ・ニューヨーク(バンクシーがニューヨークを占拠した1ヶ月間のドキュメンタリー)
2013年10月1日、バンクシーはニューヨークの街全体を巻き込んだパフォーマンスを開始。そのパフォーマンスというのは、10月1日から31日までの1ヶ月の間、ニューヨークのどこかに、毎日一つ、作品を投下していくというものです。 作品投下の場所はあえて非公開。写真や動画を公式サイトへ投稿するだけでした。 ニューヨーカー達は血まなこになって路上とインターネット上、双方からバンクシーが残した作品を探し回りました。人の心理をうまくついています。 その一部始終を追ったのがNYCのテレビ局「HBO」が制作したドキュメン ...
バンクシーのディズマランド(Dismaland)は、世界の問題をあぶりだしたようなテーマパークだった.....
バンクシーは、英国南東部のリゾート地 Weston Super Mare(ウェストン・スーパー・メア)のとある建物の前を通りかかったとき、塀に囲まれた海沿いの施設のフェンスが一枚飛んでいたので、隙間から中を覗きました。 子供の頃によく泳ぎに来たその場所は15年もの間手付かずで、刑務所の庭のような雰囲気に様変わりしていました。その様子に心奪われたバンクシーは 2015年夏、ディズマランド(Dismaland)困惑の遊園地という家族向けのテーマパークを作ることに決めました。 バンクシーによるスケッチ。リゾート ...
バンクシー「Cans Festival」 2008年に開催した伝説のストリートアートフェスティバル
バンクシーは2008年5月3日から5日までロンドンの「Leake Street」という通りで伝説のストリートアートフェスティバル「Cans Festival=カンズフェスティバル」を開催しました。 ここはロンドンにある有名な観覧車「London Eye」から徒歩3分の場所。かつて、ユーロスターで使われたロンドンのウォータールー駅の下にあるトンネルの中でした。 当時、ここは立ちションのアンモニア臭が漂う悪名高き場所として有名で、お客さんを拾う前のタクシーだけが使うような場所でした。ちなみに、バンクシーもこの ...
バンクシー(Banksy)伝説のゲリラ・エキシビション「Turf War(ターフ・ウォー)を開催 : 2003年
バンクシーがロンドン・ダルストンでゲリラ開催したエキシビション「TURF WAR(ターフ・ウォー)」 バンクシー(Banksy)は、2003年7月18日、ロンドン・ダルストンでゲリラ的にエキシビション「Turf War(ターフ・ウォー)」を開催しました。 このダルストンという街、現在は音楽、アート、ファッションで人気のエリアになっていますが、当時は訪れるのを躊躇してしまうくらいの古汚い街で、バンクシーが会場に選んだのは倉庫でした。 この倉庫があるストリート名は伏せられ、番地の「475」しか知らされない中、 ...
バンクシー(Banksy)初のエキシビション「Existencilism(イグジステンシリズム)」を開催 : 2002年
落書き、嘘、そして悪戯の展覧会 2002年7月19日から8月18日にかけて、バンクシー(Banksy)は、フランク・ソーサがオーナーの33⅓ Galleryで、初のアメリカ・ロサンゼルス(LA)でのエキシビション「Existencilism(イグジステンシリズム)」を開催しました。このエキシビション(個展)は、バンクシーがスティーブ・ラザリデス(当時の代理人)らと共にロンドンでギャラリー「Pictures on Walls(POW)」を立ち上げるより前のことで、ストリート・アーティストとしてのバンクシーを ...
バンクシー (Banksy) 初監督映画作品「Exit Through The Gift Shop」
Mr.Brainwashというモンスターを生み出したのはバンクシーだ! この記事ではバンクシーによる初監督映画作品「イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ(=Exit Through The Gift Shop)」を紹介します。 このドキュメンタリー映画は2010年に公開されました。実は、2019年小池都知事ツイートで話題になった、バンクシーが残した?東京のネズミもこの映画に登場します。下の動画で、23分11秒に東京のネズミとうりふたつのネズミが登場します。 あらすじ..... まずは、ビデオ撮影が趣味の ...
Banksy(バンクシー)が 2006年にLAで開催した大型エキシビション「Barely Legal」
2006年9月15日からの3日間、バンクシーはロサンゼルスにある大きな倉庫で自身アメリカ初となる大型エキシビション「Barely Legal」を開催しました。「Barely Legal」を日本語に訳すと、ギリギリ合法という意味です。 37歳のインド像 'Tai' Banksyはこのエキシビションで、赤に金色の花柄を全身にスプレーペイントしたインド象の「Tai」を展示しました。 生きた像にスプレーペイントをして展示したことで、動物愛護団体から激しい非難を浴び、物議を醸しましたが、エキシビションのタイトル「B ...
Banksy (バンクシー) vs Bristol Museum (ブリストルミュージアム) 2009 最大7時間待ちのエキシビション
2009年夏、Banksy(バンクシー)は自身の故郷でもあるイギリス西部の都市ブリストルが運営する美術館「Bristol Museum(ブリストル美術館)」で、エキシビション「Banksy vs Bristol Museum」をゲリラ的に開催しました。 「ゲリラ的に」というのはエキシビションが開催されるまで、限られた関係者以外、バンクシーのエキシビションがブリストルで開催されることについて知らされていなかったからです。 バンクシーは「Bristol Museum=ブリストル美術館」を完全に占拠し、西洋絵画 ...
バンクシーがNYCにペットショップをオープンしていた。さて、その中身は?
2008年10月、Banksy(バンクシー)はニューヨークのグリニッジ・ビレッジでペットショップを模したエキシビション「The Village Pet Store and Charcoal Grill」をオープンした。 入場料は無料。それほど広いスペースでは無いので、一度にペットショップへ入れる人数には限りがあったようだ。 「The Village Pet Store and Charcoal Grill」は、バンクシーにとってニューヨーク初となる公式エキシビションで、このエキシビションでは絵画やグラフィ ...
200匹の生きたネズミを展示したバンクシー・エキシビション「Crude Oils」2005
2005年10月12日から約2週間、Banksy(バンククシー)はロンドン・ノッティングヒルから歩いて5分ほどの場所に、大型エキシビションを開催した。 2003年に開催された伝説のゲリラ・エキシビション「Turf War」以来、2度目の大型エキシビションで、エキシビションの名前は「Crude Oils」。 過去の名作へのオマージュ・リメイク作品を中心に展示。「Turf War」の時と同じく事前に告知なく、ゲリラ的に開催された。 ここから「Crude Oils」に展示された他の作品の一部を紹介して行こう。 ...
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バンクシーって誰?展をプロがレビューしてみた。 バンクシー展で絶対に見るべき作品も同時に紹介!
国内2つ目になるバンクシー の大型エキシビション、「バンクシーって誰?(Who is Banksy?)」展が2021年8月21日、朝11時から始まった。 開催当日の朝、40分前にバンクシー展の会場に到着したが並んでいるお客さんはまだいなかった。 20〜30分前になると一気に行列ができて、開場45分後にはたくさんの来場者で賑わい、作品をじっくり見るためには並んでいる前後の人に気を遣いながらじゃないといけない状態になった。 以前「バンクシーって誰?」展を紹介する記事にも書いたが、ふだんバンクシー作品を仲介・販 ...
バンクシー非公認にして、世界最大級のエキシビション『The Art of Banksy』がアムステルダムで開催(2017/1/8(日)で終了)
アムステルダムの中央駅から、歩くこと10分くらい(トラムでもOK!)Damrak(ダムラク)にあるBeurs van Berlage(ブールス・ファン・ベルラーヘ)という名前の、レンガ造りの広い大きな建物の中で「The Art of Banksy」は開かれています。←終了しました。 The Art of BANKSY アムステルダム 〜2017/01/08 開催中 終了しました オランダといえば、チューリップや風車、運河はもちろん、世界一の自転車先進国としても知られています。きちんと二車線に分けられた自転 ...
Banksy(バンクシー)の大型エキシビション(展覧会)が遂に日本でも開催!(2020年6月26日更新)
これまで日本でもバンクシーのエキシビション(展覧会)が開催されたことは何度かあったが、エキシビションと呼ぶには、規模的にちょっと物足りなかったかも知れない。 しかし、オリンピックイヤーでもある2020年(コロナの影響で1年延期されてしまったが)、日本で初めて大規模なバンクシー・エキシビションが開催されることになった。 個人的には「2019年1月の小池都知事のツイートで日本中で話題になったバンクシーのネズミがこの大規模エキシビションを日本で開催する後押しになったのではないか」と考えている..... さて、2 ...
バンクシー展「天才か反逆者か」大阪をプロ目線でレビューしてみた
2020年10月9日、バンクシー展「天才か反逆者か」が大阪の南港ATCギャラリーにやって来たので初日、朝一で出かけてみた。横浜開催から約半年。 ちなみに僕自身、2016年にアムステルダムで開催されたバンクシー非公認のエキシビション、The Art of Banksyも観てきている。それと比べれば、日本の主催者もよく頑張っているとは思うが、展示された作品リストは見劣りした感が残る。だが、これはあくまで一個人の感想だ。 2021年8月21日から東京で始まる「バンクシーって誰?展」は、このThe Art of ...
バンクシー展 天才か反逆者か の1億円以上するBanksy作品
2019年12月から始まった日本初大型バンクシー展「バンクシー展 天才か反逆者か」はコロナ禍でも人気で、横浜、大阪と巡業し、2021年2月からは名古屋で開催中、2021年7月からは福岡で開催されることになっている。 僕も実際に大阪のバンクシー展に行ったが、会場はとにかく人が多いし、コロナで3密も気にしないといけないから、すべての作品をじっくり時間を掛けてみるのは難しいし、全作品を本気で観ようとするとヘトヘトになる。 なので、バンクシー展に行く前に「この作品をじっくり観たい!」という、観たい作品の目星を付け ...
バンクシーって誰?展 が 東京で8/21(土)から開催
バンクシーって誰?展が2021年8月21日(土)から、東京天王洲 寺田倉庫G1ビルで開催されるが、この展覧会は日本国内において、二つ目の大規模なバンクシー 展となる。 先に開催された国内初の大型バンクシー 展「天才か反逆者か」(2020年3月から横浜 → 大阪 → 名古屋 → 福岡)の開催により日本にもバンクシー の名や作品、業績はこれまで特にアートに興味を持っていなかった人たちにも知れ渡って来ているが「バンクシーって誰?」展の開催によって益々、バンクシーの名が日本でも知られるようになるだろう。素直に嬉し ...
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2023年 バンクシー作品の価格予想!2023年以降 Banksy作品はどうなるのか?
2022年のバンクシー作品の価格は2021年に比べ、さらに勢いを失った。バンクシーのオリジナル作品がこれまで以上の高額で落札されることも少なかった。 そして、シルクスクリーン作品の価格も2020〜2021年に高騰しすぎた分、大幅に調整した。去年(2022)は米国、欧州で過去40年で最高のインフレやウクライナ戦争、中国のゼロコロナ政策などのサプライチェーンリスクの影響もあってか世界的に株価が大幅に下がった。 特に過去40年間最高のインフレが原因なのか、資金繰りに困ったコレクターがバンクシー作品を手放す機会が ...
バンクシー(Banksy)2024年の作品価格予想。狙い目はサイン入り作品!
バンクシー、2024年の作品価格を予想します バンクシーの2023年は、近年のバンクシーの活動において、疑いの余地がないほど精力的な一年でした。例えば、ウクライナ。バンクシーは当地へ赴き、地元住民に話を聞きながら「ウクライナの今」が伝わってくる動画を制作。この数分間の動画では、爆撃を受けた街の壁をキャンバスに見立てたバンクシーがストリートアート(作品)を残していく様子が収められています。さらには、ウクライナ支援のための切手販売も行いました。 14年ぶりに開催したバンクシー公式のエキシビション CUT AN ...
【 まとめ 】2016年版 Banksy エディション作品の価格推移
先月11月に2016年版 Banksy (バンクシー) エディション作品の販売価格の推移をニューズレター内でご紹介したところ予想以上の反響がありました。 Pulp Fiction (パルプフクション)、Gangsta Rat (ギャングスタラット) など、人気作品に見られる価格の上がり方はクレイジーに右肩上がりで、取引先の各ギャラリーから作品リストが送られてきても、即決しないと、数日のうちに世界中の他の誰かが購入していくから即断しないともう買えない。 数日後に運よく、買い逃したタイトルの作品が出てきたとし ...
2019年バンクシー作品価格のトレンド
*2020年バンクシー作品価格のトレンドはこちらをクリック! 2019年に入り、小池都知事のツイートで話題になった都内のバンクシーをきっかけに日本国内でのバンクシーの知名度は確実に上がった。 小池都知事のツイート以降、全国のあちこちで新しいバンクシーの作品が発見か?とほぼ毎週(毎日?)のようにバンクシーのニュースがメディアに取り上げられている。 バンクシーへの関心の高まりと共に、日本でも、バンクシーの作品を飾ってみたいと興味を持つ新たなコレクターが増えてきている。 バンクシーは現代アートの世界に着実に認め ...
2020年 Banksy(バンクシー)作品 の価格予想。今後バンクシー作品の価格はどうなるのか?
今から数十年経って過去を振り返った時、2019年はBanksy(バンクシー)のアーティストとしての歴史を語る上でとても重要な年になる可能性は高い。 なぜ、2019年がバンクシーにとって重要な年なのか、バンクシーが2019年に披露したパフォーマンスや事件を振り返りながら、「2020年以降バンクシー作品の価格がどうなっていくか」考察して行きたい。 小池都知事とバンクシーの(?)「アンブレラ・ラット」 2019年1月、世界的に見ると影響は少なかったかも知れないが、小池都知事が都内にあった(バンクシーの?)ネズミ ...
2021年 バンクシー作品の価格予想!2021年以降 Banksy作品はどうなるのか?
2020年はBanksy(バンクシー)の作品を購入したいと思う人にとって大きな一年になった。 なぜ、2020年が大きな一年だったのか?そして、2021年以降、バンクシー作品はどうなっていくのか? 2020年に起こった出来事を振り返りながら、2021年を予想していこう。 コロナ禍でもどんどん新作を発表 2020年の1〜2月頃から世界中でコロナが広がり始め、マスク着用がニューノーマル・普通になり、世界中の生活様式や考え方がこれまでと180度変わった。 バンクシーはどんな政治的なニュースや事件でも自分の作品と絡 ...
2022年 バンクシー作品の価格予想!2022年以降 Banksy作品はどうなるのか?
2021年はバンクシーのオリジナル作品が大きく変化した。 2021年10月にオークション落札直後にシュレッダーに細断されて生まれた作品「Love is in the Bin」が過去最高額の約29億円で落札され、新しい1位の落札額が大きく更新された。 そして、バンクシー作品の高額落札額ランキングトップ10が6作品も入れ替わった。 2022年はバンクシー作品がどうなるのか、2021年に起こったことを振り返りながら、2022年がどうなるか予想していこうと思う。 2021年コロナ禍でも継続的に新作を発表! 202 ...
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