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バンクシー展 天才か反逆者か の1億円以上するBanksy作品

2019年12月から始まった日本初大型バンクシー展「バンクシー展 天才か反逆者か」はコロナ禍でも人気で、横浜、大阪と巡業し、2021年2月からは名古屋で開催中、2021年7月からは福岡で開催されることになっている。

僕も実際に大阪のバンクシー展に行ったが、会場はとにかく人が多いし、コロナで3密も気にしないといけないから、すべての作品をじっくり時間を掛けてみるのは難しいし、全作品を本気で観ようとするとヘトヘトになる。

なので、バンクシー展に行く前に「この作品をじっくり観たい!」という、観たい作品の目星を付けて行った方が楽しみやすいと思う。

バンクシー展に展示中の1億円以上する作品

この記事では「とにかく価値の高い作品をじっくり観たい!」もしくは「アート作品の価値は分かりにくいけど、1億円以上の作品を観てみたい」などなど、一億円以上の高額バンクシー作品を重点的に観たい方のために、

「バンクシー展 天才か反逆者か」に展示されている市場価値1億円以上の作品を紹介しようと思う。

*これから紹介する作品が「なぜ1億円以上の市場価値があるのか」根拠を知りたい方はこのページの1番下に根拠を説明しているので、それを確認してから、個々の作品を観ていただきたい。

Kate Moss ケイトモス6枚セット 推定4.8億円〜6億円

  • タイトル: Kate Moss (ケイトモス)
  • エディション:20(6枚とも同じ)
  • 制作年:2005
  • サイズ:縦70cm x 横70cm
  • サイン:あり

バンクシー展で展示されている6枚のケイトモスは2005年のクリスマス・シーズンにバンクシーがロンドンで開催したイベント「サンタズ・ゲットー」で発売された作品だ。

Kate Moss Original Colour Way

「Kate Moss」には上の画像のようにケイトモスの髪の毛の色が金髪のメインエディション「Kate Moss Original Colourway」と、今回のバンクシー展に展示されている髪の毛の色と背景色がそれぞれ違う6種類のスペシャルエディションがある。

メインエディションは限定50枚で、バンクシー展に展示されている6種類のスペシャルエディションはそれぞれ限定20枚。

「Kate Moss」はバンクシー直筆のサイン入りシルクスクリーン作品の中では「Girl with Balloon」に並ぶほど人気がある。

2020年9月のクリスティーズのオークションで「Girl with Balloon」の風船が紫色のスペシャルエディションが約1.1億円で落札されたことを考えると、こちらの「Kate Moss」のスペシャルエディションは1枚8000万円〜1億円位で落札されてもおかしくはない。

なので、2021年2月現在、6枚1セットにすると、推定4.8億〜6億円くらいの価値が付けられる。

6種類すべてのケイトモスがコンプリートすることはかなり貴重なので、大阪のバンクシー展では、バンクシー展のメイン会場に入ってすぐの場所に大々的に展示されていた。

この6枚1セットを見れることは中々ないので、この機会に十分に鑑賞してほしい。

Monkey Surfer On Bomb 推定5億円

  • タイトル: Monkey Surfer on Bomb(モンキー・サーファー・オン・ボム)
  • サイズ: 縦178cm x 横181cm
  • 制作年: 2000

「Monkey Surfer on Bomb」はバンクシーを象徴するおサルをテーマに描き、作品のサイズが縦も横もどちらも2メートル近く、バンクシーが本格的にアート活動を始めた超初期に制作された作品だ。

これら全ての要素を考慮すると、今この作品をオークションに出品したら、控えめに見積もっても5億円を越える可能性は高い。

2005年に制作したモネの睡蓮のオマージュ作品「Show Me The Monet」が2020年10月21日に10億円以上(755万1600ポンド)で落札されたことを考えると、今後この作品が10億円以上で落札されたとしても、なんらおかしくはない。

バンクシー「Show Me The Monet」に関して詳しくはこちら→バンクシーモネのオマージュ作品が10億円越えで落札。

「Monkey Surfer on Bomb」はおそらく「バンクシー展 天才か反逆者か」の中で、6枚1セットの「Kate Moss」と一二を争う貴重な作品だと思う。

ちなみに、2017年にオランダ・アムステルダムにあるバンクシー作品を常設する美術館「Moco Museum」に行ったときは、これと同じ作品が展示されていた。

Forgive Us Our Trespassing 推定2億円

  • タイトル: Forgive Us Our Trespassing(フォーギブ・アス・アワー・トレスパシング)
  • サイズ: 縦69cm x 横53.5cm
  • 制作年: 2013

こちらの「Forgive Us Our Trespassing」と同タイトルだがサイズが違う作品が、2020年10月5日の香港サザビーズのオークションで約8億9600万円で落札されている。

詳しくはこちら→バンクシーの作品 FORGIVE US OUR TRESPASSINGが約8億9600万円で落札!

この作品のデザインは初め、2010年に公開されたバンクシー初監督映画「Exit Through The Gift Shop」の宣伝用ポスター(↓下の画像↓)として制作された。

いくつか違うサイズやバージョンがある中で、こちらの縦69cm x横 53.5cmのサイズの作品は、おそらく、2億円前後という所だろうか。

Cop Car 推定1億円〜1.5億円

  • タイトル: Cop Car(コップカー)
  • サイズ: 縦76cm x 横102cm
  • 制作年: 2002

こちらの「Cop Car」は2002-2003年に発売されたシリーズアルバム「Bad Meaning Good 」のジャケットデザインとして描かれたものだ。

「Cop Car」で描かれているのは、タイヤが無くなった警察の車で「国家権力でもある警察の車がタイヤを失い動けなくなった」ということは、「警察の車は実は動けない位の方がいい」とでも言いたいのだろうか。

この作品もバンクシーのアーティストキャリア初期の作品だ。

作品のサイズの大きさ、希少性、初期の作品の貴重さから、おそらく1億円を少し越えるくらいの価値になるだろう。

Heavy Weaponry 推定1億円〜1.5億円

  • タイトル: Heavy Weaponry(ヘビーウェポンリー)
  • サイズ: 縦25cm x 横30cm
  • 制作年: 2003

ロケットを背中に巻き付けた象を描いた小さなキャンバス作品がこちらの「Heavy Weaponry」だ。

バンクシーの本物の作品を所有した人ならわかると思うが、こちらはバンクシー作品が本物であることを証明するPest Control(ペストコントロール)発行によるCOAのデザインに使われている。

下の画像のCOAの右上に押されたスタンプが「Heavy Weaponry」のデザインになっている。

Bull Dog 推定1億〜2億円

  • タイトル: Bull Dog(ブルドッグ)
  • サイズ: 縦92cm x 横92cm
  • 制作年: 2000
  • エディション: 1/1

少しバンクシーっぽくない作品だが、バンクシー初期の作品だ。

バンクシーっぽくなく、メッセージ性がなさそうな初期の作品でも、世界に1枚しか存在しない1/1オリジナル作品であることを考慮すると、かなり貴重で、最低でも1億円〜2億円の価値が付くと思う。

Bad Meaning Good 推定1億円

  • タイトル: Bad Meaning Good(バッド・ミーニング・グッド)
  • サイズ: 縦40.64cm x 横40.64cm
  • 制作年: 2002
  • エディション: 4

こちらも2002-2003年に発売されたシリーズ版のアルバム「Bad Meaning Good」のジャケットデザインとして描かれた作品だ。

道化師が履くようなシューズを履いているマシンガン。まるで、このマシンガンがジョークか偽物かのように見せているよう。

サイズが小さく、限定4枚の作品なので、市場価値は1億円前後という所だろうか。

PANTS 推定2億円〜3億円

  • タイトル: PANTS(パンツ)
  • サイズ: 120cm x 84.5cm
  • 制作年: 2009

ノース・ロンドンのストリート「Essex Road」にある薬局の壁に描かれたミューラル(壁画)「Very Little Helps」を元に制作されたのがこちらの「PANTS」。

Very Little Helpsのオリジナル壁画

「Very Little Helps」ではイギリスの大手スーパー「TESCO(テスコ)」のレジ袋を掲げているが、こちらの「PANTS」ではイギリスの国旗のパンツを掲げている。

作品のサイズ、希少性、タイトルの人気を考慮すると、1億円は軽く越える可能性が高く、2〜3億円の価値が付いてもおかしくない。

Monkey Detonator 推定2-3億円

  • タイトル: Monkey Detonator(モンキーデトネーター)
  • サイズ: 76cm x 76cm
  • 制作年: 2000

バンクシーといえば、おサル。サルが爆弾のスイッチを押そうとするシーンを描いたのがこちらの「Monkey Detonator」 。

サイズ、バンクシーのキャリア初期の作品、おサルがテーマの作品ということを考慮すると、2〜3億円くらいの価格にはなってもおかしくない作品だ。

1億円以上の価値が付くと予想した根拠

これまで紹介した作品がすべて1億円以上の価値が付くと予想した根拠はどこにあんねん?と疑問に思っている方もいるかもしれないので、このページで紹介した作品が1億円以上すると予想した根拠を紹介しよう。

オークションでの落札価格は過去に落札された同じアーティストの作品と比較して、サイズ、希少性、サインの有無、デザインの人気などの評価基準をベースに決まることが多い。

下の画像のピンクの作品「Avon & Somerset Constabulary」が、2020年10月31日に国内最大級のアートオークション「SBIアートオークション」で9200万円で落札されている。

実際のオークションの様子がテレ東の動画で特集されている。

Avon & Somerset Constabularyの詳細

  • タイトル: Avon & Somerset Constabulary
  • サイズ: 縦76.5cm x 横76.5cm
  • 制作年: 2001
  • エディション: 10

この「Avon & Somerset Constabulary」はバンクシーのキャリア初期の作品で、警官を描いているが、特別に人気のある作品ではない。

そして、エディション10で同じ作品が10枚あるので、このページで紹介した作品と比べると特別に貴重であるわけでもない。

それでも、この「Avon & Somerset Constabulary」が日本最大級のアートオークションSBIアートオークションで9200万円で落札されたということは、この作品よりも人気があり、希少なキャンバス作品は、ほとんどが1億円を越える可能性が高い。

これが、この記事内で紹介した作品達が、1億円を越える価値が付くと予想した根拠だ。

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