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Banksy(バンクシー) 伝説のゲリラ エキシビション ‘Turf War’ 2003

投稿日: 2017-03-18 / 最終更新日: 2021-01-27

2003年7月18日、イースト・ロンドンのダルストンに、突然予告なしに出現した [mks_highlight color=”#eeee22″]Banksy (バンクシー) 伝説のエキシビション ‘Turf War’(ターフ・ウォー)[/mks_highlight]

会場となったのは、長年放置され続けてきた倉庫で、当日まで、Banksy(バンクシー)のエキシビションがどこに出現するのか、誰にも気づかれないよう会場の場所など詳しい情報は伏せられたままだった。

BRANDALISM(ブランダリズム)とは?

Branding ;家畜に焼印 と、Vandalism;破壊行為を掛け合わせた造語、BRANDALISM (ブランダリズム) だそう。

(家畜に焼印を押すようにステンシルで牛にBranding)

牛、豚、羊の家畜の体にステンシルペイントを施し、会場内に展示したことが物議を醸し、そのことで、動物愛護団体から強い批判を受け、活動家の中には、エキシビション会場の倉庫のレールに自分自身を鎖で繋いで抗議した女性活動家もいた。

ですが、日々、何万頭という牛、豚、羊、鶏たち生き物が食肉用のお肉として、恐怖心を与えられながら、残酷な方法で殺されている現実があるわけだから、動物たちの体にペイントしたくらいでなぜ非難を呼ぶのかわからない。

当時、個人的には、食肉を考えるきっかけになってくれたらと考えたが、残念ながら、このエキシビションはバンクシーに逮捕状が出されたことでオープニング3日後の21日にエキシビションが閉鎖された。

当初は 7月18日から24日までの一週間、開催されるはずだった。

(ステンシルペイントされた家畜の羊)

(権力の象徴である警察官がスマイリーの顔をした「Flying Copper」)

エキシビション会場では、Banksyの作品やグッズを購入していく人もいましたが、多くの来場者はまだ、Banksyがどれほどの考えを持ったアーテイストなのか、気づいている人は少なく、ただ過激なことをして注目を引くアーティスト、というふうに見ていた段階だったと思う。

ジム・フィッツパトリックの名作「Viva Che」をオマージュした作品。

ジム・フィッツパトリック
「Viva Che」をオマージュした作品

天井から吊るされた木材にステンシルペイントされた「Love Rat」

Banksy
Love Rat


(バルビゾン派を思わせるような風景画に、、、
「バンクシーならでは」な作品)


(聖母マリアがイエスに飲ませている哺乳瓶には毒が…「Toxic Mary (Double)」)


(エキシビション会場近くに描かれた「Happy Chopper」)


(地下鉄のポスターに描かれたバンクシーのネズミ)

ジェイミー・オリバー(イギリスの家庭料理と言えばこの人)やBBCで番組キャスターを務めていたサラ・コックスなど、セレブ達も話題になっていたバンクシーに会いたいと会場まで足を運んだが、誰一人としてバンクシーに会えた人はいなかった。

当時はまだ、一部の熱狂的なグラフィティアートファンにしか知られていなかったBanksy(バンクシー)。ゲリラ的に開催された「Turf War」は伝説のエキシビションとなっている。