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Banksy(バンクシー)作品の意味と解説「Kate Moss」

投稿日: 2022-06-21 / 最終更新日: 2022-06-21

バンクシーのサイン入りエディション作品の中で唯一「Girl with Balloon」こと「風船と少女」に匹敵するほど人気があるのが「Kate Moss=ケイト・モス」かもしれない。

既にご存知の方も多いと思うが「ケイト・モス」はポップアートの巨匠アンディ・ウォーホルの名作「マリリン・モンロー」へのオマージュ作品だ。

250億円で落札された「マリリン・モンロー」

アンディ・ウォーホルのマリリン・モンローといえば、2022年5月8日のクリスティーズ・ニューヨークで出品されたマリリン・モンロー「Shot Sage Blue Marilyn」が1.95億ドル、日本円にして約250億円で落札され、20世紀のアーティストの作品としては、過去最高額を記録したことが記憶に新しい。

バンクシーの「Kate Moss」ではマリリン・モンローの顔がイギリスを代表するトップモデル「ケイト・モス」の顔に入れ変わっている。

2005年スティーブ・ラザリデスのギャラリーから発売

2005年10月12日から約2週間、バンクシーは200匹の生きたネズミを展示したエキシビション「Crude Oils」を開催。このエキシビションで初めてバンクシーは「Kate Moss」のオリジナル作品を発表した。

上の画像の作品が、当時、実際に展示されたオリジナル作品だ。

「Crude Oils」開催の翌月の2005年11月、バンクシーの元代理人「スティーブ・ラザリデス」のギャラリーからシルクスクリーン作品「Kate Moss」が発売された。

上の金髪のケイトモスがメインエディション「Kate Moss Original Colourway」で限定50枚で発売。

「バンクシー展 天才か反逆者か」にも展示されていた上の6種類のケイトモスが、それぞれ、限定20枚のスペシャルエディションとして発売された。20枚 x 6種類で、全部で120枚のスペシャルエディションが存在する。

あと、背景やケイト・モスがすべてモノクロの限定12枚のArtist Proofバージョンも存在する。どのバージョンもサイズが縦 70cm x 横70cmの正方形の作品だ。

バンクシーとケイト・モスの逸話

2011年ケイトモスはザ・キルズのギタリスト、シンガーソングライターであるジャイミー・ヒンスと結婚。

ケイト・モスはバンクシーを好きだったこともあり、彼女がハネムーンで家を空けているときに、バンクシーがケイト・モスの自宅のバスルームに侵入し、ケイト・モスのために作った「ケイト・モス」を彼女のウェディングプレゼントとして贈ったそうだ。

バンクシーがどうやってケイトモスの自宅に入れたのか、誰がバンクシーをケイト・モスの自宅に招き入れたのか、詳細はわかっていない。

2022年6月現在、バンクシー作品の過去最高落札額の作品は、約29億円で落札された「Love is in the Bin」だが、今後ケイト・モスがバンクシーからウェディングプレゼントとして手に入れた作品がオークションに出てきたら、過去最高額の記録を塗り替えるかも知れない。

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