バンクシー展【非公認】

Banksy(バンクシー)の大型エキシビション(展覧会)が遂に日本でも開催!(2020年6月26日更新)

2020-05-31

これまで日本でもバンクシーのエキシビション(展覧会)が開催されたことは何度かあったが、エキシビションと呼ぶには、規模的にちょっと物足りなかったかも知れない。

しかし、オリンピックイヤーでもある2020年(コロナの影響で1年延期されてしまったが)、日本で初めて大規模なバンクシー・エキシビションが開催されることになった。

個人的には「2019年1月の小池都知事のツイートで日本中で話題になったバンクシーのネズミがこの大規模エキシビションを日本で開催する後押しになったのではないか」と考えている.....

さて、2020年に日本で開催されるバンクシーの大型エキシビションは今の所、2つ。まだ知らない人のために、早速紹介しよう。

一つ目はこちら

「Banksy Genius or Vandal バンクシー展 天才か反逆者か」

*新型コロナの影響で3月28日から中止になっていたこちらの日本初大型バンクシー展は、5月30日から再開している。(2020年6月25日更新)

バンクシー作品を多数常設するエキシビションとしては、オランダの首都・アムステルダムにある美術館「Moco Museum」が有名だが、

「バンクシー展、天才か反逆者か」はモスクワ、ロンドン、イスタンブール、テルアビブ、ローマ、ベルリン、シドニーなどなど世界中を移動して、各都市で開催する「移動式エキシビション」の内の一つだ。

このエキシビションでは70点以上のオリジナル作品の他、スカルプチャーや限定エディション作品、バンクシー作品のメッセージを伝える映像などが展示され、国内過去最大級のバンクシー作品のエキシビションになっている。

エキシビションの詳細

エキシビションタイトル:『バンクシー展 天才か反逆者か』

開催期間:2020年3月15日(日)〜9月27日(日) (10月から大阪で開催予定)

会場名:横浜アソビル

住所:神奈川県横浜市西区高島2-14-9 アソビル2F

公式サイト

中田敦彦のYoutube大学で紹介されたバンクシー展

オリラジのあっちゃんこと中田敦彦のYoutube大学で取材している横浜のバンクシー展の動画。コロナでバンクシー展に行けない!という遠方の方はこちらでご確認を。

注意:入場は完全予約制になっているので、来場前のチケット購入必須。

次に、2020年、日本で開催される2つ目の大型Banksy(バンクシー)エキシビションはこちら

バンクシーって誰?展(WHO IS BANKSY?)

あの “シュレッダー事件” で有名な「風船と少女」を制作した覆面アーティスト “BANKSY(バンクシー)” 。謎に包まれた作家としてのこれまでの軌跡を、バンクシー自身がプライベートコレクターに譲った珠玉のステンシルアート作品や体感型コンテンツで辿る “TOKYO初” の『バンクシーって誰展?が、2020年8月29日(土)~12月6日(日)まで、寺田倉庫 G1ビル(東京都品川区東品川 2-6-4)で、以降大阪巡回も開催決定!

エキシビションの詳細がやっと決まる!

エキシビションタイトルは2020年1月時点ではまだ決まっておらず、詳しい詳細については、この上の説明だけで特に、どんな作品が展示されるかはまだわかっていない。

ようやく、エキシビションのタイトルが決まり。「バンクシーって誰?(WHO IS BANKSY)」に決定!

バンクシーの作品「サルの議会」が約13億円の過去最高額で落札されて以降、ここ3−4ヶ月くらい、バンクシー作品を所有するコレクターやギャラリーと連絡を取ると、「ある人から大量の注文があった!」と耳にすることが多くなった。

この「バンクシー って誰?」展は、エキシビションタイトルが長い間決まっていなかったので、個人的にはこの「バンクシー って誰?展」の主催者の方が、多額の資金で作品集めに奔走していたのではないかと妄想している。

エキシビションの詳細

エキシビション・タイトル:『バンクシーって誰?Who is Banksy?』

開催期間:2020年8月29日(日)〜12月6日(日) (大阪でも開催予定)

会場名:寺田倉庫 G1ビル

住所:東京都品川区東品川2-6-4

主催:日本テレビ放送網

公式サイトはこちらをクリック

バンクシーはこのエキシビションが気に食わない?

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ちなみに、余談ではあるが、『バンクシー展 天才か反逆者か』も『バンクシー って誰?展』も、Banksy(バンクシー)が公式に認めたエキシビションではなく、非公式のエキシビションだ。

バンクシーの公式サイトからお借りした上の画像で「FAKE」と高らかに書いているように、バンクシーは自分の作品を勝手に展示してエキシビションを開催されるのを好ましくは思っていない。

どのエキシビションでも、プライベートコレクター(個人所有)の作品を集めて展示しているので、法的には問題はないそうだが。。。

生のバンクシー作品を目で観て、肌で感じるチャンス!

エキシビションに関して公式か非公式かは、違法でない限り、僕らにはあまり関係ない。関東、関西に在住の方、関東、関西に用事のある方は、この機会を利用して、是非、足を運んでバンクシーの作品を生で見て頂きたい。

今後バンクシー作品の購入をお考えの方へ

イギリスでは以前、歴史上1番好きな画家にバンクシーが選ばれていたし、アメリカでも2013年のバンクシーがニューヨークを占拠した「バンクシー・ダズ・ニューヨーク」もあってか、バンクシー人気は既に不動のものになっている。

日本でも、2019年1月に小池都知事のツイートで話題になった都内のネズミを皮切りに、このバンクシー日本初大型エキシビションがきっかけとなり、バンクシー人気が爆発する可能性が高そうだ。

生きる伝説・バンクシーの作品を購入して、お家に飾りたいという方は、是非こちらの記事「2020年 BANKSY(バンクシー)作品 の価格予想」も一読して頂きたい。

The Art of Banksyでもエキシビションに実際に足を運ぶ予定をしている。

海外の美術館は写真撮影OKでも日本の美術館は写真撮影禁止の場合が多いので、写真や動画撮影ができるかどうかわからないが、

このサイトでも、実際のエキシビションの感想をお伝えするので、実際にエキシビションに行く機会のない方は楽しみにお待ち頂きたい。

P.S.もし主催者の方がこの記事を見ているなら、エキシビション内の写真撮影の許可をお願いしたい。

そのほうが、バンクシーの作品が日本中に拡散されるし、海外から日本に来るインバウンドの人も、エキシビションの存在を知る機会が増え、老若男女問わず数多く訪れるだろう。

アムステルダムのバンクシー作品 専門美術館「Moco Museum」やスティーブ・ラザリデスがキュレーターを務めるエキシビション「The Art of Banksy」では写真撮影も動画撮影もOKなのに、日本のエキシビションはダメみたいな、変なガッカリがないことを期待している。

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