Mr.Brainwashというモンスターを生み出したのはバンクシーだ!
この記事ではバンクシーによる初監督映画作品「イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ(=Exit Through The Gift Shop)」を紹介します。
このドキュメンタリー映画は2010年に公開されました。実は、2019年小池都知事ツイートで話題になった、バンクシーが残した?東京のネズミもこの映画に登場します。下の動画で、23分11秒に東京のネズミとうりふたつのネズミが登場します。
あらすじ.....
まずは、ビデオ撮影が趣味の男「ティエリー・グエッタ(Thierry Guetta)が主人公です。そして、彼のいとこでストリート・アーティストでもある「Space Invader(スペース・インベーダー)」を撮影し始めます。
また、スペース・インベーダーを通じて、様々なストリート・アーティスト達と出会い、彼らの素顔を撮影するうち、やがて念願だったバンクシーとの接触が叶います。
これまでティエリーは、ストリートを彩る路上のレジェンドであるBanksy (バンクシー) や Obey Giant (オベイジャイアント) を追ってはきていたものの、自身にアートの知識や技術は何もありません。
それでも、ストリートアートだけは誰にも負けないくらい、見まくってきました。
そんなティエリーにバンクシーはアーティストしての活動を勧めるのですが...。
ご存知のとおり、ティエリーは今や押しも押されぬアーティスト "ミスター・ブレインウォッシュ" へと変貌していく... というストーリーです。
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大抵のアーティストは、初めてのエキシビションを開催するまでに、何年もかかります。しかし、アートの知識もテクニックもないティエリーが人生初のエキシビションで総額1億円以上も売り上げてしまったアートの世界っていったい何なのか?
ストリートアートの裏側が、垣間見れると同時に、アートを通して人間の価値観や欲とは何か? 考えさせられるドキュメンタリーです。
『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ』に登場するシーン
・スペース・インベーダーのストリートでの活動風景
・小池都知事がツイートした東京のネズミ
・シェパード・フェアリーのストリートでの制作風景
・ロンドンにあるバンクシーのスタジオへの潜入シーン
・2006年LAで開催したエキシビション「Barely Legal」の裏側
・LAのディズニーランドに無断でグアンタナモ湾の囚人のバルーンを残すシーン
・ただのビデオ撮影オタクが"ミスター・ブレインウォッシュ" に変貌する様子
いつ消されるかわからない動画を見るより、「バンクシーの映像作品として家に保管しておきたい」方にはこちらがオススメ!