Banksy(バンクシー)を購入する前に知っておきたい5つの事

 

Pest Control

ペストコントロールって何?

バンクシーの作品は、いろんな面において、統一されていませんでした。

同タイトルの作品であったとしても、エディションナンバーが左側に入っていたり、右側に入っていたり、また、肝心のエンボススタンプも、Banksyの注目度が高くなっていく中で途中から押されるようになったものなので、当時、エンボススタンプが入っていない方のポスターを購入した人から「これは本物ですか?」というような問い合わせをよく頂きました。

私たちもPOWから直接、購入していた作品なので間違いなく正真正銘の本物だ、ということはわかっていましたし、そうお伝えしていましたが、信じる人もいれば、日本の常識の範疇で考えるとどうしても信じられない、、、と疑う人、いろいろいらっしゃいました。

早く、購入者側が『100%本物』と安心して購入できるシステムをBanksy(バンクシー)に作ってもらいたいな、と熱望していたところに設立されたのが、このPest Control(ペストコントロール)です。

ペストコントロールは『罪の無いコレクター達が大金を叩いてまで、偽物を摑まされないように』と、バンクシーが2009年に元POWのスタッフを連れて設立した認証機関で、ストリートで描いたもの以外の全ての作品(ペーパー、キャンバス、スカルプチャーなど)に関わる真偽を確かめ、保証する機関です。

技法

「シルクスクリーンは、孔版画(こうはんが)の技法の一種であり、インクが通過する穴と、インクが通過しないところを作ることで版画の「版」を製版し、印刷する技法である。」と、ウィキペディアでわかりやすく説明されていますが、皆さんに馴染みがあるもので例えると、シルクスクリーン印刷の仕組みは『プリントゴッコ』です

毎年末、年賀状制作の時期がくると活躍していたあのプリントゴッコです。

制作年

同じタイトルの作品でも制作年が違う??

2002、2003年から、バンクシーの作品を定期的、また、多数扱ってきたからこそ言えることですが、同じタイトルの作品でも作品に書き込まれている制作年が違う場合があります。

一般的に、作品が仕上がった時点で、全ての枚数にアーティストはサインやエディションナンバーを入れていくのだろう、と思われるかも知れませんが、必ずしもバンクシーはそうではないようで、作品の中には「制作年」を見る限り、作品を出荷する段階で書き込んだのだな、とわかる作品も実際にPOWから購入した作品の中に存在しました。

なので、必ずしも、タイトルと制作年が全て一致する、と言うわけでもないのです。

エディション

「1/500」など、分母の数でエディション数を表します。

ざっくり説明すると、その作品が世に出回る枚数を示します。

『エディション:500』と表示されていれば、世に出回る作品枚数は、500枚ということになります。

それとは別に、AP(アーティスト・プルーフの略)というのも存在します。
アーティスト自身やギャラリーが個人的にとっておくための作品だったり、テストプリントといった、作品になる前のテスト段階のものが出回ることもあります。

参考:“レアすぎる” バンクシーの初期頃作品 & テストプリントから、ケイトモスのポスターまで。

サイン

エディションナンバーのみ

バンクシーによるサインは入っていなくて、エディションナンバーだけが入っているものをいいます。

サイン & エディションナンバー入り

バンクシーによるサインが入っていて、尚且つ、エディションナンバーも入っているものをいいます。