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バンクシーがたった3800円でTシャツを販売?買える場所は… その目的とは….

投稿日: 2021-12-13 / 最終更新日: 2021-12-13

2021年12月11日、バンクシーは自身の公式インスタグラムにて、バンクシー自らがデザインした数量限定のTシャツを25ポンド、日本円にして約3800円で販売する内容を投稿した。

実際のインスタ投稿がこちら

 
 
 
 
 
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Banksy(@banksy)がシェアした投稿

投稿のコメント欄にはこう書いている。

Next week the four people charged with pulling down Colston’s statue in Bristol are going on trial. I’ve made some souvenir shirts to mark the occasion. Available today 11th December from various outlets in the city (all proceeds to the defendants so they can go for a pint). 

One per person, £25 each plus VAT. Details on the Ujima Radio breakfast show from 9am.

日本語にすると…

ブリストルの「エドワード・コルストンの銅像」をなぎ倒した事件で起訴された4人が来週、裁判を受けることになっている。

この事件の記念にお土産用のTシャツを作りました。発売日は12月11日。発売する場所はブリストルにある複数のショップになります。収益はすべて4人の被告人に寄付します。彼らはその収益で(勝利の)祝杯を上げれますから。

お一人様一枚限定、1枚25ポンド+消費税から。発売の詳細については、朝9時から放送されるUjima ラジオのモーニングショーにて公開します。

エドワード・コルストンの銅像って何?

「エドワード・コルストンの銅像って何?」「バンクシーとその銅像に何の関係があるの?」と思った方のために、この銅像について少しだけ説明しようと思う。

2020年5月、アメリカ・ミネソタ州のミネアポリスで黒人男性のジョージ・フロイドさんが白人警官に膝で首を押さえつけられ死亡した。この事件を受け、アメリカを中心に世界中で人種差別の抗議デモが拡がり、世界的な黒人に対する人種差別の反対運動に発展した。

この世界的な運動が「Black Lives Matter」もしくは、BLM運動と呼ばれている。

BLM運動とコルストン像+バンクシーの関係とは…

2020年6月、BLM運動の流れを受け、バンクシーの故郷ブリストルで17世紀に奴隷貿易で巨万の富を得たブリストルの奴隷商人「エドワード・コルストン」の銅像がなぎ倒され、その後、街中を引きずり回され、最後に運河の中へ投げ捨てられる事件が起きた。

バンクシーはこの時、自身の公式インスタグラムで「海に投棄された奴隷商人「エドワード・コルストン」銅像の平和的な解決策」を提案した。

この時にバンクシーが提案した解決策が上の絵で、海に投げ捨てられたエドワード・コルストン像を市民が引き倒そうとする像を代わりに展示してはどうか?というもの。

2020年6月、群衆によってなぎ倒され、海に放り込まれたエドワード・コルストン像の一連の事件を支持した経緯もあり、今回発売するTシャツの収益はすべて、4人の被告人に寄付することにしたのだ。

バンクシー・ブリストル・コルストンTシャツ

今回、バンクシーがデザインした数量限定のTシャツには「Bristol」の文字と、なぎ倒され、運河に投げ捨てられた後のエドワード・コルストンの銅像があった台座だけが残った姿が印刷されている。

数千人がバンクシーのTシャツを求め並ぶ

こちらの画像はバンクシーの数量限定のTシャツが発売された5店舗のうちの1つで撮られたもの。

イギリスのメディアによると、バンクシーの数量限定Tシャツが発売される店舗の名前がラジオで発表された直後、バンクシーの故郷ブリストルの地元民はTシャツを求め販売されるショップの前に長蛇の列を作ったらしい。

たった4500円のTシャツが即日で20倍以上に

今回、バンクシーはこのTシャツの購入を一人一点限りとしたので、大きな混乱は起きなかったようだ。ちなみに子供用のTシャツの価格が25ポンド(約3800円)で、大人用が30ポンド(約4500円)だった。

バンクシーの公式サイトによると、ブリストルにある「Hakuna Matata 」「Frontline Video」「That Thing」「Friendly Records 」「Rough Trade」の5店舗で販売。

ブリストルで実際にこのTシャツを購入した人の中には、「合計1500枚〜2000枚が全5店舗で分けて販売された」という証言もあるし、「限定500枚ずつ、5店舗合計で2500枚販売された」という意見もあるので、正確にはわからないが、少なくても1000枚から3000枚位まで数のTシャツが販売されたのであろう。

英国営放送のBBCによると、発売後すぐにネットーオークションで販売され、たった25ポンド(約3800円)のTシャツを一時は9000ポンド(135万円)で販売する人もいたそうだ。

今後このTシャツの価格がどうなっていくかは未知数だが、2021年12月13日現在は10万円から15万円近くで取引されている。

偽物には気をつけて!

こちらのTシャツにはペストコントロール発行によるCOAは付属しないので、万が一、このTシャツを購入する場合は、事前に販売者にしっかりと質問して、このTシャツが本物であることを確認してから購入して頂きたい。

発売後、2日で既にレプリカも何種類か出ているようなので、偽物を掴まないように気をつけて頂きたい。

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