バンクシー GUESSに激怒し インスタでファンに万引きを要請?

バンクシーは2022年11月11日、18日とウクライナに残した新作について自身の公式インスタに投稿した。

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すると、その次の19日もまた新しい投稿をアップ。しかし、今回はウクライナとは関係ない内容で、しかもかなり衝撃的な内容だった。

では、バンクシーが実際に上げたインスタの投稿がこちら。

実際にバンクシーが投稿したのはロンドンの随一のショッピング街「リージェント・ストリート」にあるファッションブランドGUESS(ゲス)のショッピングウィンドウの画像だ。

奥にあるのは、もちろんバンクシーを代表する作品の「Love is in the Air」だ。

バンクシーからすべての万引き犯へ

まず、この投稿に書いている内容がこちら。

Attention all shoplifters. Please go to GUESS Regent Street. They’ve helped themselves to my artwork without asking, how can it be wrong for you to do the same to their clothes?

ここでは、日本語に訳すとこんな感じだろうか。

すべての万引き犯へ。リージェントストリートのGUESS(ゲス)に行ってほしい。GUESSは僕の承諾なしに僕の作品を勝手に盗んだ。なら、GUESSの服を盗むことの何が悪いのだろうか?

バンクシーの承諾なしにGUESSが販売したGirl with Balloonのコート

例えば、上の画像のように、バンクシーの承諾なしに作品がコートにプリントされている。もちろん、この他にも色んなバンクシーの作品を印刷した服や商品が販売されていた。

バンクシー VS Full Color Black 裁判

遡ること3年前の2019年。バンクシーがロンドンに公式ショップをオープンしたのをお覚えだろうか。

その時の記事がこちら。

バンクシーがロンドンに公式ショップをオープン?その名もGross Domestic Product

この時、バンクシーは公式ショップをオープンした理由についてこう語っている。

あるグリーティングカード制作会社がバンクシーが所有する「Banksy」の商標権を争う訴訟を起こしている。

さらに、その会社は「Banksy」の名前を独占的に使う権利を奪い。また、偽物のBanksy(バンクシー)の商品を合法的に販売しようとしている。なので、それを阻止するために、今回このショップをオープンしなければいけなくなった。

まず、この訴訟を起こした会社がイギリスのFull Color Black社。そして、この会社はバンクシーの作品デザインを使用した商品を販売し続けている。この会社は「BRANDALISED」というグラフィティアートプロジェクトも展開中だ。

バンクシーが公式ショップをオープンしたのはこの訴訟に勝つためだった。

ちなみに、バンクシーはこの訴訟で今の所負けている。その理由はバンクシーが自身の素性を明かすことができないから。商標権を持つ人が誰か特定できない以上。商法権を主張することができないというのが理由だそうだ。

バンクシーがGUESS(ゲス)に激怒。その後GUESSの反応は...

GUESS(ゲス)はアメリカのブランドだが、英国や日本にも進出する国際的企業だ。今回、GUESSは「Brandalized」とライセンス契約をして大々的に商品を販売しようとしていた。

「BRANDALISED」とライセンス契約したとはいえ、ロンドンの目抜き通りに店を構えるGUESSがバンクシーの承諾なしに勝手に商品を販売していた。もちろん、法律的には問題がなかっただろう。しかし、バンクシーのインスタ投稿により世界中のメディアがこの事件を報道した。

世間の反響が大きかったためか、GUESSはショーウィンドウからバンクシーの商品を取り下げている。

今は法廷では負けているかもしれないが、バンクシーの社会的影響力は計り知れない。

法では負けたかもしれないが、社会的影響力では勝った。やはり、バンクシーはかっこいい。

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