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バンクシー 崖の上のヤギの新作が英リッチモンドに登場

2024年8月5日、真夏の蒸し暑い夜中。バンクシーはフォロワーが1265万人を越えた自身の公式インスタグラムで最新作を投稿。

実際の投稿がこちらです。

今回、作品画像には何の説明や解説もありませんでした。しかし、いつも通り、バンクシーらしいシンプルでわかりやすい描写です。

作品が登場したのは、ロンドン南西部、テムズ川沿いの街「リッチモンド」の建物の壁です。ちなみに、リッチモンドは高級住宅地です。

作品に描かれたのは、ヤギのシルエット... そして、そのヤギは崖の上の細い切り出しのような場所で立っており、石が下に落ちています。ヤギの右下にあるCCTVカメラ(監視カメラ)は、ヤギの方を向いています。

監視カメラはヤギを監視しているのでしょうか?このヤギはどこか危機的な状況に置かれているのでしょうか?

崖の上のヤギ 作品の意味とは?

今年6月にも、バンクシーはグラストンベリーで難民ボートの作品を発表しました。

バンクシー グラストンベリー24で難民ボートの新作を発表。

現在、難民・移民問題で荒れる英国... 英国政府の移民への対応に各地で暴動が起こっています。崖のような細い柱の上にギリギリ立っているヤギは、絶滅の淵に生きる人類のことを表現しているのでしょうか?

今にも落ちそうな危機的な状況のヤギ。こんなあり得ない状況にあっても、常に監視されている今の状況を嘆いているのかもしれません。

もしくは、どんな状況でもいつも誰かに見られている。だからこそ、人にも動物にも優しくすべきだ...そう言う意味なのかもしれません。

あなたはこの作品から何を感じ取りますか?

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