ヤフオクで Banksy(バンクシー)の「偽作品」が本物として販売されています。まさか、あなたは引っかかってないですよね?(Pest Controlから回答あり)

 

それも、1種類や2種類ではありません。。
ヤフオクでは、Happy Chopper以外にもたくさんのタイトルが出品されていました。
メルカリでも見かけます。

あなたはこの情報、ご存知でしたか?

 

本物を実際に手にしたことがある人なら、一目で偽作品だと見破れるものです。
でも、そうでない方にとっては、一瞬、本物かと信じてしまいそうになるような、まぁ、なんとも巧妙な手口で販売されているんです。

 

この件にメスを入れたきっかけ

私たちが、ヤフオクでのこの騒動を知ったのは、数人の方から『これはバンクシーの本物ですか?』と質問をいただいたからです。

まずは質問にお答えするため調査していくうちに、すでに購入した人が何人もいる、ということがわかったことと、この出品者さん、おそらく、苦情が寄せられたんでしょうねぇ、、、

一度はアカウントが停止になった形跡があるのですが、また、新たに新規アカウントを作り直し、出品しているため、ここは一つ、ハッキリさせておいた方が後々のためにいいですね、と判断の上、この問題に取り組み始めたというわけです。

今回、この問題に辺り、Pest Control (Banksy(バンクシー)の作品を本物であると認証する機関)に連絡を取り、回答もいただきました。
(最後に掲載しています。)

 

まずは、↓ が実際にヤフオクに出ていた『偽作品』です。

本物を知っている人は、まず、パッと一目見て、形がおかしいことに気づかれると思います。

Happy Chopperの本物のエディション作品は 70cm × 50cmと、縦長の長方形です。
この形(サイズ)の本物が存在する、というのは現時点ではありえないことです。

Banksyのエディション作品に詳しい方ならまず、この段階でわかります。

しかし、この写真に写っている額装された作品の前には証明書らしきものが一緒に写っています。

これが一部の人に、勘違いを起こさせるのでしょう。

ですが、この証明書は、Pest Control(ペストコントロール)発行のCOAではありません。

 

本物のCOAはこれです

パッと見、簡単に複製できそう、、と思われるかも知れませんが、それは無理です。
すぐにバレますから、一瞬でも偽物作って儲けてやろう!なんて考えた人は、そんなこと考えない方があなたの身のためです。

 

丁寧に、エディションナンバーを掲載してくれてますが、分母が本物と違います。
Happy Chopperの場合、正真正銘、本物のエディション作品の分母は『750』です。

 

 

速攻で Pest Control(ペストコントロール)から回答が来た!!

本物確認は、アーティスト本人であるBanksy(バンクシー)に聞くのが一番早く解決します
ということで、Pest Control(ペストコントロール)に問い合わせると、この問題は捨て置けなかったのか、速攻返信が返ってきました。

↓ 実際のメールです。

These are fake.

No other company other than Pest Control has the authority to issue Certificates of Authenticity for Banksy works, that’s what you should look out for.

Kind regards

PCO Customer Services

 

日本語に訳すとこんな感じです。

 

『これらの作品は偽物です。Pest Control以外の機関でBanksy(バンクシー)の作品に対してCOAを発行する権限がある機関はありません。その点に気をつけて下さい。』

 

Pest Control(ペストコントロール)って何?という人のために

すでにご存知と思いますが、確認の意味も込めて説明すると、本物のBanksy(バンクシー)のエディション作品には、Banksy(バンクシー)本人が所有する唯一の認証機関、Pest Control(ペストコントロール)が発行するCOA(Certificate of Authenticity)が付属されます。

ごく稀にあることとして、本当に初期の頃、2003年以前に発行されたエディション作品にはCOAが出されていないものも存在します。

Pest Controlへ申請し、確認が取れるとCOAを発行してくれるのですが、作品の所有者が過去に数人いた場合、確認が難しくなり、作品をPest Controlへ郵送して、直にチェックしてもらうようになります。

なので、厳密に言えば、COAが付属されていなくてもBanksyの本物のエディション作品というのは、存在するのですが、ここがアートの面白いところで、例え本物であっても、COAが付属されていないエディション作品に数百万円を出す人はいないでしょう。

 

前出の出品者さんは、「初期のリトグラフ作品が見つかった。ブリストルのギャラリーから譲り受けた。」と説明されているようですが、そんなことがあり得ないことくらいは、ここまで読んでくださったあなたなら、おわかりのことでしょう。

 

最初から、リプロダクション、または、ポスターと、表示されているといいですね。フェアだから。

でも、今回は、質問くださった方が、頭の中では疑いを持ってるんだけど、価格の安さ、そこに書かれてある巧妙な文章などから、心理面で「これは2003年に発見されたリトグラフ作品なんだ。」と、信じたくなってきている、、、

つまり、偽物を本物と勘違いさせるような紛らわしい言葉で惑わせて購入させるのはどうか?と、思いました。

 

購入を考えていらっしゃった方は、参考になさってみてください。

 

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