Banksyの最新ネズミ作品がパリの街中に出現!

6月20日〜24日、フランス・パリではメンズ・ファッション・ウィークが開催されていました。

世界中からの視線がパリに向けられているその頃、

エッフェル塔近くの建物の壁や、ポンピドゥー・センター(大型美術館)の壁などにBanksyが描いたと思われるネズミの最新ミューラルや、

フランス政府の難民に対する厳しい取り締まりをターゲットにした作品がパリの街に突如、出現しました。

これらの作品はバンクシー公認の唯一のメディアでもあるBanksy本人のインスタグラムに登場した事で、本物のBanksy(バンクシー)の作品である事が確認されました。

それでは、今回パリに登場したバンクシーの作品をご覧下さい。

ステンシルをカットするカッターを抱え、マスクをしたネズミ(こちらがBanksy本人のインスタグラムのアカウントです。)

ステンシルアートが世界中に拡がったのは、ステンシルアートの父とも呼ばれるフランス人アーティスト Blek Le Rat(ブレック・ル・ラット)が80年代、パリの街中にステンシルでスプレーしてネズミの絵を描きまくったのが始まりです。

 

ポンピドゥー・センター(左側)とBanksyのネズミ

. Centre Pompidou

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エッフェル塔を眺める2匹のネズミのカップル

 

ノコギリで切り取った犬の足の骨を、その犬に上げる紳士

これは、元々は自らが惨状を作り出した事実は隠して、西欧諸国が難民に手を差し伸べる様子を非難しているのか?

 

ジャック=ルイ・ダヴィッドの名画「ベルナール峠からアルプスを越えるボナパルト」をパロった、ベールで顔を覆い隠したナポレオン

ナポレオン(指導者)の目を隠すことで、何も見えていない指導者に率いられた国(フランス)を非難しているのかもしれません。

 

かぎ十字の上からピンクの壁紙模様をスプレーする少女

このミューラルは、元々はスペイン人で自身も幼少の頃、フランスに移住した経験を持つ現パリ市長「アンネ・イダルゴ」の意志に反して閉鎖したパリ北部にあった難民シェルターの近くで描かれた作品です。

 

ベールで包まれた喪に服すような少女の姿

ちなみに、この作品が描かれたドアは、2015年にISISのテロ攻撃により、音楽ライブ中に90人も殺されたパリにあるコンサートホール「Bataclan Concert Hall」の非常口のドアです。そして、テロが起こったその日に、何百人もの人々がこの非常口から逃げ出したと言われています。

 

ピンクのリボンをしたネズミ

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1968という数字は、五月革命とも呼ばれる、1968年5月10日に勃発した、フランスのパリで行われたゼネスト(ゼネラル・ストライキ)を主体とする民衆の反体制運動と、それに伴う政府の政策転換のことを表しているのかもしれない。

 

ワインのコルクに乗って飛ぶネズミ

このミューラルは既に、何者かによって、壁ごと切り取られてしまったそうです。おそらく、どこかの現代アートギャラリーに売られるか、オークションに出品されることになると思います。

Banksyは中東系の移民の子供?

今回パリに残した作品もそうですが、2015年に開催されたディズマランドでもシリア難民の窮状を描いた作品を発表したり、去年、2017年に

パレスチナ・ベツレヘムの分離壁の前にオープンさせた「Walled Off Hotel」でも、祖国を追われるパレスチナ人(イスラム教徒)に寄り添った作品や活動が多く見られます。

ディズマランド内の屋台ではファラフェル(中東のひよこ豆を使ったコロッケ)を販売していましたし、

最近のBanksyの作品には難民、移民、イスラム教徒を強く擁護するものがここまで多いと、Banksyも中東の国からイギリスに移り住んだ移民の家庭で生まれ、育ったのかなぁ、と思わずにはいられません。

Banksyがこれまでに発売した作品

 

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